海外競走の馬券発売に関して私(オーナー)の所見を申し上げれば、
早すぎた決定であると思っております。

もちろん、早かれ遅かれという意味では止むを得ない面もあるのですが、
昨今の日本馬による海外遠征時に浮上してくる馬券が買いたいという声に押されての決定であり、
売り上げ至上主義のJRAであればの決定
浮上する様々な問題に関しては十分な議論が交わされていないのではという現場の声もチラホラ。

馬券が買えるというのは私も大賛成ですが。。。

ですが果たして1年後か2年後かそれとも5年後かに確実に起こりうるであろう
問題を考えれば、私は早まった決断であると考えております。

主催者側が、その問題に立ち向かう覚悟ができているのであれば話は別となりますが。


読者参加者様に対する馬券のお話となれば、とても簡単な結論に行き着きます。

おそらく最初の1年…いえ、もしかしたら半年か、それとも3ヶ月か。


先ほど挙げた「議論」「問題」「矛盾」に気付かぬままに馬券を発売するJRAと、
気付かぬままに馬券を購入する一般競馬ファンが相手であれば、有利な立場で臨むことが
できるというのを、今ここで、ハッキリと申し上げておきます。


ただしマスコミ主導で気付くというのは少し考えにくい話。
例えマスコミが気付いたとしても、おそらく大々的には報じることはできないでしょう。

言ってしまえば気がついているのに誰も口にしないという期間がしばらく続くのではないでしょうか。

まさにこちら側にとってはチャンスタイムです。

上記を踏まえた上で、改めて儲けたい方のために耳寄りなアドバイスが今回の観衆のMオーナーから。

凱旋門賞は極めて美味しいレースであるという事実を、無理やりでもいいので
受け入れていただきたいと思います。


本来であれば、1から10まで全てご説明しとまではいきませんが、
それでも様々なお話を織り交ぜながら、ご納得いただけるところはご納得いただき、
お気付きいただけるところはお気付きいただき、
そのような中で共感していただかなければならないところですが、今回は無理です。


1つの共感を得るために、10の大前提をご理解いただかなければなりません。

国内競走であれば省けるご説明も、遥か遠くの海外競馬ということになればそうはいきません。
文化も歴史も風土も習わしも何もかもが異なる違う競技であるからこそ、
その大前提を1からご理解いただくというのは、とてもたいへんなことなのです。


受け入れていただいた方は、大きなアドバンテージを得ることになります。

レースが終わってから気付いてもそれは後の祭りでしかないわけです。

さて、この凱旋門賞が極めて美味しいレースであることを受け入れていただいた前提で、
1つの結論を申し上げたいと思います。


日本競馬史上初」となる海外レースの販売。に加え例年のロンシャン競馬場ではなくシャンティイ競馬場での
代替開催。

なにかと初物尽くしのように思える凱旋門賞ですが、
今年で第95回を数える凱旋門賞である以上、過去94回という歴史があることは言うまでもありません。

別にこれは過去の傾向やデータ等々というお話ではなく、
言ってしまえば史上初でもなんでもないという当たり前のお話。
コースの形状や高低差など類似点が多いロンシャンとシャンティイ競馬場。
幸いにも週末のシャンティイ競馬場は晴れ予報。天候もさほど気にしなくていいというのが何より。


あとは日本競馬の期待を背負って出走するマカヒキ
という余計な知識を綺麗サッパリ頭から取り除き、
そして、おそらくは馬券購入直前で最大の罠となるであろう
国内オッズと海外オッズの差を全く気にしない鉄の心を持って臨んでいただくこと。


この凱旋門賞に臨んでいただく上で、とても重要な心構えであることを、
声を大にして言及させていただきます。

ここまで目を通していただいた皆様が、おそらく大半の競馬ファンが抱いている
とりあえず参加してみようか程度の気持ちではなく、なんらかの美味しい匂い
を感じ取っていただけたのであれば幸いです。



凱旋門賞はここで公開

http://regimag.jp/bo/book/sell/?book=4960

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